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いのちの講演家/感情セラピスト/ピラティスインストラクター

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JR福知山線列車脱線事故から19年

JR福知山線列車脱線事故から19年

4月25日は、19年目のJR福知山線列車事故の追悼慰霊式の日でした。
 
今年は、事故の時刻の9:18に中継会場のホテルで、黙祷を捧げ、しばらくゆっくりして人が少なくなった頃に、事故現場のある祈りの杜へ移動しました。
 
これまでは、毎年祈りの杜での追悼慰霊式に参列し、その後事故現場で手を合わせ、その後帰路に着いていました。

ただ、そうすると常に周りにたくさんの人がいらっしゃるため意識が外側に向きやすく、手を合わせていても内側に静けさを感じることができないまま、慰霊式を終えることも少なくありませんでした。

その日は青空の下、ゆっくりと事故現場を歩いては止まって手を合わせ、また歩いては立ち止まって手を合わせ、と自分のペースでを過ごすことができました。
 
亡くなった方々が、どうか安らかでありますよう。大切な人を失った方々の傷が、少しでも癒えていきますよう。あの事故で人知れず傷ついた全ての方が、心穏やかに、安心して暮らせる時間が少しでも増えていきますよう。ただただ心を空にして祈ると、自分の心も自然と安らいでいくのがわかります。
 
10数年前の慰霊式でも、同じように目を閉じ手を合わせていましたが、当時は肩をこわばらせ、歯を食いしばって、涙を堪えて続けることしかできませんでした。 

亡くなった方々に対する、生きていることの申し訳なさ、事故の瞬間に感じた恐怖、なぜこんな事故が起きてしまったんだという怒りや憤りなどで、心が満ち溢れていました。 

当時は、傷ついた自分に安らぎを与えることの大切さなど、何一つ知りませんでした。また、安らぎは周りの環境が与えてくれるものであり、自分で選ぶことができるなど考えたこともありませんでした。あらゆる感情を選んでいるのは、この自分自身だということにも気づいていませんでした。
 
 
この日、何度でも目を閉じて、安らぎを感じさせてもらいながら、ふと思いました。 

私は、この安らぎを経験するために、また誰かを思って、祈りを捧げられる自分に出逢うために、そしてこの安らぎを誰かと分かち合うために、あの事故を経験したのかもしれないと。

それほどに安らぎを感じる時間というものが、尊い時間だということを、事故からの日々から教わりました。

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