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いのちの講演家/感情セラピスト/ピラティスインストラクター

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やっかいな左脚の傷が教えてくれたこと

やっかいな左脚の傷が教えてくれたこと


私はこの数年、「傷と共に幸せに生きる」ということについて、割と真剣に考え、そしてそのことを探求しながら生きています。

さて、今日は少々やっかいな、でも愛すべき私の左脚の傷が教えてくれた「傷と共に幸せに生きること」について少しお話させてください。

私の左脚は今も癒着やねじれ、痺れ、痛み、傷あとなど、右脚にはない何かが、あちこちにあります。

19年前、私の小さな左脚は、突如思わぬ方向からとんでもなく大きな衝撃をもろに受け、皮膚を突き破って骨が飛び出しました。計3ヶ所折れて3回オペをして、切ったり、固定したり、縫ったり、入れたり…を繰り返してきました。

ようやく立てるようになったとき、真っ直ぐ立っているはずなのに、膝から下の軸が少しうちに倒れていて、足先がやたらと外に向きたくなることや、土踏まずがぐしゃっと潰れてしまうことに、違和感を感じていたことをよく覚えています。当時の左脚は、それだけ傷ついているにも関わらず、激しく折れた右股関節をかばうため、身体を支える役を担わなくてはならず、常時パンパンに腫れていました。

その後、とにかく元の脚に戻りたくて、今思えばムチを打つような気持ちで、リハビリに精を出していたように思います。

そんな私の左脚ですが、時を経た今も、その他の身体とつながりあって、影響を受けあいながら、重力下でうまいことバランスをとって生きています。(みんなの左脚もそうですが^ ^)

先日15年?くらい前からお世話になっている、パーソナルトレーニングスタジオにて、いつものように身体を見てもらっていた時のこと。とある新しい装置を使って、動きの方向性のトレーニングをしていたとき、左脚を損傷してからこの19年間、一度も感じたことのない感覚を感じていることに、はたと気づきました。

しばらくはすごく違和感で、うまく動かないし、変な感じだったんですが、それでも言われるがままにしばらく続けているとだんだんしっくりきて、「あぁ、そうそう。こんな風にも動かせたんだなぁ」という感じになっていきました。セッションの後は、これまで歩いている時に感じていた感覚とは、全く異なる感覚で歩いている私がいて、なんとも新鮮な気持ちになりました。

その時、ふっと小さな感動が押し寄せてきました。

事故に遭って19年というと、19年の年を重ねており、当然傷も老いを重ねています。

あの時事故に遭っていなければ、身体にからっきし無頓着だった私は、その後も身体と向き合い続けることもなく、身体に感謝することもなかったように思います。

 「先生、古傷が痛むんです。どうにかしてください」って、身体を他人任せにして、身体の文句ばっかり言っている私がいてもおかしくないなって思います。もしくは先生のところに行くこともなく、完全に老いを受け入れ、かといって身体を大切にするわけでもなく、文句は言う…という感じだったようにも思います。

でも今の私は、身体がどういう状態であれ、身体があること感謝し、身体が新しい領域を使って動いていることに、素直に喜びを感じることができます。未だ未開のままになっている身体の領域が、今後の人生の中でさらに開拓されていくことへの喜びも感じています。

「なんて素晴らしいんだろう」と、はたと思いました。自画自賛したいわけではありません。やっかいだと思っていた傷があることで、日々の幸せを受け取ることができるということです。


私は、過去に自分の心身の傷を好意的に受け止められずに、もがき苦しんでいた時期が長くありました。特に心の傷は、敵だとみなして、ずっと蓋をして気づかないふりをして生きていました。そしたらある時、我慢の限界がきて、ドバーッと溢れるように心の病気になりました。

もし、過去の私のように心身の傷を好意的に受け止められずに、人知れず苦しんでいる人がいたら伝えたいことがあります。

あなたを苦しめているのは、本当はあなたを傷つけた誰かや何かでもなければ、傷そのものでもないということ。

あなたの傷は、決してあなたの人生を決めたりしないということ。

どれだけ傷ついたとしても、あなたはいつからだって、幸せに生きられるということ。

傷は敵ではなく、あなたのことを守ろうとした味方だったということ。

今のあなたが過去の傷に、たった一言「ありがとう」と心から言えたら、あなたの人生はその瞬間にひっくり返ります。

そうするとわかります。身体の傷も心の傷も、私たちにただ身体という生命の無限の可能性を教えてくれていたことを。

自分の中で凍りついていた何かが溶けていくにつれ、私たちのこの生身の身体を通して、より深く身体、心、命のつながりを感じられるようになっていきます。 

だから、安心して大丈夫。人は時に傷つくけれど、その傷を癒す力も備わって生まれているから。大切なことは、自分がそのことを信じるかどうかだけ。


私たちは、いつからだって安心して、傷と共に幸せに生きていくことができます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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